思考する時代の野球教育とは?

これからは思考する時代

 

野球でも同じであると考えている

 

 

一つのプレーに対してコーチが

正解を与えるのではなく、

子供たちに思考をさせること

 

ウチのチームではそういったアプローチを

心がけている

 

試合後のミーティングでは、まずコーチが

あのプレーにあーだ、こーだ言わない

 

子供たちが持っている課題の洗い出しをさせて

それを遠目で聞いておく。

 

「今日のプレーでよかったところは?」

「逆に悪かったプレーは?」

「どう改善していく??」

 

こうやって質問をして、

子供の思考に働きかける

 

子供に課題意識が芽生えれば、

話し合いが始まり、解決方法を自ら

見つけ出す。

 

子供の口から課題が出れば、次から自主的に

変えていこうと自ら取り組む

 

子供自身が「ここが足りない」

「ここを変えたい」「もっと成長させたい」

と思う力こそが、大きな伸びに直結すると

我々コーチは考えている

 

一方で、子供から出てこない課題に関しては

「あそこのあのプレーってどうなん?」と

投げかけをする。

 

子供に知識を与える必要”も”あるからだ。

知識を与え、正解を考えさせて、新たに

プレーさせる。

 

そうするとまた新たに課題が出てくる。

 

プレー → 課題 → 改善 → プレー

 

この連続を子供自らできるかどうか、

が大切なんだと思う

 

コーチはこの連続を、我慢して見守れるかどうか、

我慢の体力トレーニングがコーチングには

必要だと思う

 

コーチが答えを与えることはめちゃくちゃ

簡単。手っ取り早いからだ。時短だしね。

 

でも我々の仕事は、野球という道具を通して、

何を伝えるのか、教えるのかということ

 

みながプロ野球選手になんてなれないし、

将来それぞれの適職につくだろうし、

そのときに野球で生かされた思考力を

駆使してほしいと僕は願っている

 

そのときに野球を通じて思考力を

鍛えられているかどうか。

 

時間をかけて子供たち自身で成功を

導くためには、本当に根気が必要

 

今回、中国に遠征に来て、

野球のプレーでうまくいかずに、

ついつい、簡単な方法で

教えたくなった。

 

「でも待て」

「子供たち自身で答えを導き出させないと」

 

と自分に言い聞かせ、我慢をした

 

教育は毎日が我慢の連続である。

時間がかかる

 

でも我慢の先に、子供の明るい将来が

待っている

 

”植松さんのブログを引用”

ameblo.jp

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