MLB中国アカデミーは試合中どんなことを教えているのか?
MLB中国アカデミーと
試合をしてみて
想像以上に指示を
出していると感じた
アメリカ風の指導であれば
もっと、選手に考えさせる
ために、静かな野球を
するのかな?と思っていたけど
そういう気配はなかった
コーチは常に選手たちを鼓舞
していた。
「もっと冷静に」
「ボールをしっかり見て」
「焦らなくていいぞ、ここはゆっくり」
などと選手に試合中
ずっとアドバイスを送っていた
中学生でレベルは高いと言えども
年齢は13歳そこらであるから
思考レベルはまだまだ子供なんだと
つくづく感じた
試合中ファーストコーチャーは
A4の紙を縦長に3つ折りにしたような
紙を持っていた
またストップウォッチをベルトに
巻いていた
何の情報を持っているのか?と
聞いたところ、
「試合のスコアを記録して
選手の状態を把握したり
相手バッターの打球傾向を
見たりしている。
だけど基本的には選手の
状況を確認しているかな」
と言っていた。
そしてストップウォッチの役割は
ピッチャー
↓
キャッチャー
↓
セカンド
この送球の秒数を測り、
実際に手元にある自チームの
データとを比較して
盗塁ができるか、どうかを
試合中に判断しているとのこと。
自チームのデータとは、
塁間の盗塁スピードである。
ファーストコーチャーが
持っている資料に記録されて
あるらしい。
こういった緻密な資料を元に
論理立てて、試合を展開しようと
するところはさすがアメリカという
印象を受けた
日本でもやっているチームが
あるとは思うが、自分のチームでは
まだそこまで手が回っていないので
採用していきたいと思う
サードコーチャーは、
ヘッドコーチ(監督)で
ランナー無しでも
サインを出したりしていた。
チャンスの場面で、焦る選手に
「へい!ちょっと待て」と
言ってゆっくりサインを出したり
選手の心理面をうまくコントロール
している様子だった。
こちらはパンダカップ決勝戦
6回オモテ 7-5でMLBが負けている場面
ノーアウト2塁でコーチが
ゆっくりと指示を出している様子が伺える。
選手の心理面をうまく考えながら
試合を動かしているな
と勉強させてもらった
シーンであった。
またそれ以外にも、
「手元までひきつけて、
しっかりバーン!と打て」
みたいな指示は、日本と特に
変わらない印象だった。
またひとつ日本には絶対にない
状況も見られた。
それは、
チェンジの時にコーチが
ヘルメットを持って帰ること
そしてベンチにいる選手が
帽子とグローブを持ってくること
だった
なんだ当たり前やん、と思うかも
しれないけど
少年野球でやっているチームは
ほぼない。
(プロや社会人はやるけど)
そこに選手とコーチとの
対等生も感じられた。
コーチングとは常に対等で
あってもいけないけど、
上下関係が確立されすぎても
ダメだと僕は思っている
このあたり、コーチの
些細な部分だけど
選手の気持ちを動かすために
必要な行動なんだな、と
改めて勉強させてもらった
またこちらも面白いシーン
内野手5人を配置した
MLB中国アカデミーの面白いフォーメーション。最終回サヨナラ負けの場面で、内野手5人を配置したシーン https://t.co/mORzBQd3BR
— カントクのツイッター (@Bob_Baseball_PE) 2019年12月29日
こちらは全く練習をしていなかったので
選手も戸惑っただろうね笑
って言っていた
よかったら、
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