野球以外のスポーツで協力する力を身につける

昨日は国学院栃木vs東福岡のラグビー観戦をしてきた

f:id:nozasho1215:20200102081228j:image

 

ラグビーの面白さは、なんといってもルールが複雑なところであると思う。昨日はラグビーを全く知らない人と一緒に観戦したから、プレー毎に解説した。

すると「ラグビーってこんなに難しいスポーツなんや」と言っていた。複雑すぎて、解説してくれる人が横にいないとほとんど理解できないとも言っていた。でも一つ一つのルールを理解しながら観ていくとラグビーの深さを知ったようで、試合後には負けた国学院栃木の子たちの悔し涙を見て、もらい泣きをしていた。

 

 

ラグビーはグラウンドに監督が降りてこないことで有名なスポーツである。野球やサッカーはグラウンドに監督がいて、選手たちに直接指示を出すけれども、ラグビーだけは選手自らプレーや作戦を考えて、動く、非常に頭を使うスポーツである。

大学時代、そんな自主性の問われる、大人なスポーツのラグビーにハマり、母校を応援したりしていた。大学4年生の就職活動のとき、企業人事の人からこんな言葉も聞いた。

 

アメフトやラグビー部から就職してほしい

 

 

と。

 

これには理由があって、自分たちが選んだ作戦で、相手の陣地を取っていき、得点を得ていくスポーツだ。FWを使ったり、BKを使ったりと、相手のどの陣地にいるか、時間は何分か、相手のDFが何人いて、こちらのOFが何人あまっているかを、瞬時に判断して、試合を動かさなければならない。

さらに自分の体を犠牲にして、タックルし、前進していく。味方のことを想わなければならないスポーツでもある。これは会社で働く上でも、似たようなものがあるらしい。

(どこかの野球部みたいに先輩に「はい」「いいえ」しか言えないようなスポーツとはえらい違い。)

 

スポーツとしても人間としても、立派な行動を求められるスポツだから、社会でも求められるんかなと、ずっと思っている。本当に色々な意味で頭を使うスポーツだと思う。

 

僕の野球チーム、冬は野球をしない。多種目シーズンスポーツ性をしている。理由は、冬に野球をすると手が痛くなったり、グローブの使い方が雑になったりと、色々な理由ももちろんあるんだけど、他のスポーツを通して協力する姿勢を育てたいと思っている。その中のひとつにラグビーがある。子供達もラグビーは「みんなで戦略を考えるのが楽しい」と言っている。「〇〇あそこに立って」「展開していくよ」「後ろサポートいるよ」とか、セットプレーで作戦を考えたり、瞬時に判断しながらパスを出したりと、野球とはまた違った思考力が身につくんだと感じている。この子たちが春先どんな風に野球の作戦を考えてくれるのか、とても楽しみ!

 

ラグビー素人の僕が基本的な技能と戦術を参考にしているのが以下の本たちです! 

 

にほんブログ村 野球ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 野球ブログ 野球論へ
にほんブログ村