野球のポジション、ひとつだけに集中したときのメリット

少年野球で、子供を成長させたいなら、色々なポジションを守ったほうがいいと思っています。

 

でももし一つのポジションしか守らなかった場合どんなメリットがあるのか考えてみました。私の場合はほとんどファーストしか守ったことがありません。ファーストで磨かれた特有の感覚としては、一塁ランナーが盗塁するかどうかの感覚は、ほぼ99%わかるようになりました。ファーストって、ランナー一塁の場合、ベースにつくじゃないですか?そのときにピッチャーとランナーを同時に見ます。70%はピッチャーの方を見ていて、30%くらいは横目でランナーを警戒しています。その時に、ランナーが走るなーってのがわかるんですよね。

そのポイントとしては、盗塁しない場合は、

ランナーの体はピクとも動かない

盗塁する場合は、

じわじわランナーの体が2塁方向に倒れていく

んです。

 

ただし、

さきほど99%といった理由がありまして、阪神にいる上本選手だけは、まったくわかりませんでした。盗塁するときも、しないときも全く同じ。これがプロの技術、やっぱり格がちゃうわーと感動しましたね。

 

こちらは、右足でもスライディングをするシーン

場合によって、スライディングする足を変えて、対応力もすごい技術だと思います。

 

こちらは左投手のクイックモーションを盗むシーン

 

こちらは早稲田時代のホームスチール

 

まとめ

私のなかで思うのは、ひとつのポジションしか経験しないことは、そのポジションのみにしかわからないことの、深みは出てくるなーと思っています。 

だからといって、様々なポジションを守らせたほうがいいと私は思っているので、今教えている子達にはたくさんのポジションを経験して、野球全体が見える選手になってほしいなーと思い、指導しています。

 

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