#1 試合の目的ってなんだっけ?

【試合の目的ってなに?】
試合とは本来、相手の背比べみたいなものであり、

 

その背が高いかどうか測るツールだと思っています。
 

相手に優れば、自分たちのレベルが高かったということでありますし、

負ければどこかの部分で、劣っていたと判断できます。
 

勝ち負けで、自分たちが頑張ってきたことが

見えることが試合の目的だと思うんですよね。


だから僕たち指導者は「勝たなければならない」と

頑張る必要はなくて、自分がやってきたコーチングが

果たして正しかったのかどうかを測ればいいんですよね。
 

それがいつしか、自分の勝ち負けが全ての評価みたいになり、

プレッシャーをかけられ、選手の将来を見据えたコーチングができず、

目の前の勝ちにこだわってしまい、選手を潰す羽目になるんですよね。
 

学校のテストでも、同じだと思っていて、

テストで点数を取るかどうかは本来の教育の本質ではないんです。


テストは子どもたちがどれだけ理解しているのか、

把握する道具なんですね。

 

その道具を使って、自分がやってきた指導が正しかったがどうかを見るのが、

テストなんです。
 

それは子供の理解度を測るものでありながら、

指導者の指導能力を測るものでもあるということです。
 

これが高校受験や大学受験に受からせる!

という本質からズレたとろこに目がむき、

今年は何人〇〇大学に受からせたみたいな話になり、

子供を苦しめ、先生を苦しめることになるんですよね。


だから、試合やテストごときで、

こどももおとなも一喜一憂したらダメなんです。

 

自分が立っている位置がどの場所にいて、

どこにいきたいかを知る道具程度なんだよ!って教えてあげたいですね。


子供の指導に携わるなら、まずは試合やテストの本質を知ることが必要だと思っています!

 

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