こどもの野球、大人が守っていく方法は!?【素人保護者向け・指導者・お父さんコーチ向け】野球人口が減ってるからって、なにもできない訳ではないです!
接骨院をしている友達から質問いただきました。
「現在、野球離れが進んでいるけど、これは親の野球離れから始まってるんやろか?」
結論から述べます。
野球は当番があるから、親もめちゃくちゃ負担を感じている!
できればさせたくない
っていうのが意見として多いです。
うちのチームではお茶当番なし、保護者会の結成なし、応援団の結成なし等、保護者の負担になるような決まりを作らないようにしています。チームに入部いただくときにも説明会・面接を実施していますが、いま少年野球界で問題とされていることを排除したチームとして活動しています。
<持続可能な野球界を>
— 勝亦陽一 (@Katsumata_Yo) 2019年12月26日
指導者を続けると家族が破たんする、子どもが野球を続けたら破産するという理由で野球から離れる方がいます。そうならないよう努力、我慢している方もいます。非日常になりすぎた野球が、誰でも気軽に楽しめるようになればいいなと思います。
本年もありがとうございました。 pic.twitter.com/TFsDc2uOYl
当番を減らしましょう
・子供は自分のものは自分で用意する
・指導者も親には頼らない
・練習を半日にする
自分のことは自分ですること、これは当たり前のことです。これは子供にも言えるし、指導者にも自覚してもらわなければならない事実です。いまの親って共働きの割合も多いし、土日の野球にまで自分の時間を取られると、やっぱりキツいですよね。お茶は子供が自分で用意して行く、指導者も自分の飲み物くらいは自分で持っておくことで大丈夫です。また1日練習があるから、お茶の量が増えるし、弁当を作ったり届けたりしないといけないから、半日練習にしましょう、って僕は思います。
野球を塾のように運営すべき
・指導者はボランティアにしない
・指導者を職員として雇えるようにする
・少年野球をNPOにしている団体もある
自分のことをやらない指導者が多いのは、人件費が払えていないから。コーチ・監督はボランティアでやってます。「ボランティアで子供見たってるんやから、弁当準備したり、お茶くらい用意してくれたってええやん」ってコーチたちが思うのも、理解できます。またボランティアでやっているから、当然研究費用も出ないですよね?
どういうことかというと、タダで野球指導やっている人がわざわざがんばって働いた給料を書籍購入や研修会への参加として、お金を使わないですよね!?ってこと。(もちろん意識が高い人もいます)でもこれって要するに、指導がだんだん時代遅れになっていくということも意味しています。
だからこれから新たに作るチームは、塾のように運営してみてはどうでしょうか?ってことを提案したいです!大阪にはNPOで活動しているボーイズリーグもあります!そこの指導者は職員として働いているそうです。
いい指導者が生き残る方向へ
・みんながWIN-WINになるように!
親はお茶当番だけでも減ってくれると、とても楽になると言っています。一方で指導者も平日働いて、土日ボランティアで指導している人も多いです。要するに、みんな自分の身を削って活動しているとも言えて、もったいないですよね。保護者・指導者がどちらもWIN-WINになる関係を目指しましょう!
まとめ
これまでボランティアでやってきた少年野球も、もうシステムとしては誰も嬉しくない状況になりつつあります。みながハッピーに野球に関わることが、何よりも子供にとって、幸せなことなんじゃないでしょうか!?
今回紹介したのは少年野球のほんの一部の問題です。色々なことを改善して、野球人口が増えていくように、野球界全体で頑張らないとですね!