教育論〜子供自身が課題を持つこと

指導をしていて、子供自身が課題を持たないとやってても意味がないと感じています。課題意識を持って練習を取り組むのと、指導者から言われてやるのでは雲泥の差ですよね。わかってはいるんですが。。知らず知らずのうちに子供に押し付けてしまっている自分がいるんですよね。勝手に子供のゴールを作って、ここまで到達しようと伝えてしまいます。でもそれって本当に心の底から子供が、変わりたいって思わない限り、無駄だと感じます。

 

 

 

 

昔、国語の先生に言われました。「私たちの仕事は、子供を変えることなんや。子供を変えへんかったら、私らいる意味ないやろ」って。確かにそうなんですよね。でも変え方を間違ったらダメやと思います。

 

課題意識をどうやったら持たせることができるか!?私がいま考えるのは、実践させることかな?って。

 

わかりやすい例で言うと、盗塁。

 

僕らのチームでは「すべてグリーンライト」で走らせています。

行けたらGOというか、ランナー1塁に出たらとにかく走れ!です。失敗してもいいから走ったらええねん、失敗してから何があかんかったか、考えなさいと言うてます。そうすると子供はガンガン走ります。そして盗塁アウトになって帰ってきます。「すみません」って言うてきますが、「構わへん、次も恐れず走りやー」なんてやりとりします。でも、失敗をそのままにしたらあかんで?大事なんは、失敗した後に次何を変えるか考えてまたチャレンジしなさいね!って。

 

失敗してあーダメやったわ!なんて誰でも言えるもんね。失敗してからが大事というか!

 

昔京都外大西の三原監督が言うてたことがずっと頭の中にあります。「高校1年生からどんどん盗塁しなさい!失敗しなさい!そしたら何があかんかわかる。それからまたはレンジしなさい。」と。そして三原さんは、高校1年生から盗塁にチャレンジさせて失敗しても怒らなかったそうです。

そうすれば、高校3年生になったら盗塁を決めれるようになる!らしいです。僕が高校時代のときは、京都外大西が甲子園準優勝しました。あのマー君と戦ったときですね!完全に京都外大西は足で勝負をしかけてくるチームという印象で、ランナーが出たら警戒しまくってたイメージがあります。

 

そうやって強いチームは自ら失敗させて、課題意識を持たせて、改善させていくんかな?って思ってます。

 

指導者は失敗なんかさせたらアカン!!っていう中で指導していると思います。負けたら他の先生たちや保護者から冷たい目で見られますもんね。でも子供の成長を考えたら、やっぱり失敗させないとあかんってのもあります。このバランスをうまくとれる指導者ってのが、結果を出しているような気がしますね!

 

 

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